佐渡島に来ています
けえ【島育ち】さんの影響で、佐渡島へ来ています。
都会では味わえない自然の雄大さ。水平線がパノラマで広がり、なんとなく落ちてきている視力が良くなった気がします笑。
一方で、掘建て小屋やとうの昔に閉店したと思われるお店など、放置された建物がたくさんあるのもまた田舎の特徴。
いつ頃作られたんだろう?どんな人が作ったんだろう?と、江戸〜昭和の僕のイメージが出来るギリギリの時代を景色に重ねながら車を走らせていました。
どんなモノでも作るのは簡単で、維持することや壊すことのほうがお金がかかります。きっと当時は壊すことなんて考えてなかったでしょう。今となってはカネがかかるので、壊せないこれらの建物は、きっとずっとこのままなんでしょう。人が少なくなれば余計にこうした建物が増えます。これは佐渡島だけではなくて、全国的にも同じ問題として転がっていると思います。
都会には仕事があり、なんでも揃う便利なところですが、唯一、手入れされていないありのままの自然はほとんどありません。
この景色をDNAが欲するんですかね。時々、何も無いところに無性に行きたくなります。今回は息子が選んだ旅先ですが、とても楽しみにしていました。僕は昭和世代だからこの景色を懐かしいと感じますけど、都会で生まれた子どもたちが大人になった時、何を求めて田舎に行くんだろうと、いつか大人になったら聞いてみたいと思います。
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