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6年ぶりのライブを終えて


まずは来てくださったお客様に感謝したいと思います。人生における「時間」をいただくことに敏感になってきている年ゆえに、わざわざ足を運んでいただいたことに感謝です。ありがとうございました。


さて、ライブハウスで歌うのは6年ぶりでした。初めて行くライブハウスは、どんな音楽が集まる場所なのか分からないので緊張します。まずはそのことを思い出しました笑


他の歌い手さんや弾き手さんがいて、リハーサルでは自分とは違う音楽を聞くことになります。


ギターうまいなぁ、いい曲だなぁ、声がいいなぁというスタディポイントがどなたにもあって、改めて演者は、いろんな方の音楽に刺激されて、また新しい作品が作れるんだなぁと思いました。


昨日は特に音楽も人生も大先輩のみなさんの中で、僕がトリを務めさせていただいたことに恐縮でしたし、みなさん最後までお付き合いいただいて嬉しかったですね。ありがとうございました。



音楽を始めた頃に比べたら表現力は圧倒的に成長した自分を感じられますけど、Kakaさんがポツリ「一生努力」のようなことをおっしゃられて、そうだよなと共感しつつ、どこまでいっても志半ばだなと笑



そしてこれは裏話ですけど、自分の演奏前にマスターと話す機会があったんです。話していて気づいたんですけど、ライブハウスって、毎日違う人が来て歌ったり弾いたりその名の通りライブな場所なわけです。


これって凄いことだなと。


僕はライブハウスで歌うということを目指して練習をしてその日に臨む一演者です。


そういう演者が集まる場所がライブハウスで、演者の表現の場所。思いのない演者は誰一人いないし、みんな音楽を好きでやっている。


毎日違う音楽に触れてるマスターって、本当に音楽が好きじゃないと出来ない仕事。僕は音楽に好き嫌いがはっきりしているから、少なくともライブハウスは商売として出来ないですね笑


聞けばマスターは若い頃からずっと音楽の仕事をされてて、人生のほとんどの時間を音楽と共に歩まれてる。これって職人の世界だし尊敬すべきことです。何千もしかしたら何万という人と音楽と共に歩まれてる人生。サニースポットは21年ですって。人間で言えば赤ちゃんが生まれて成人を迎えてるわけですから。


このような場所は、ずっと在り続けて欲しいものです。





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