障害者の家族は
本当の自分の気持ちを隠しながら生きています。
障害なんてなければいいのに。
そんなことを本人を前にして言えるわけもなく、
現実をただ受け入れながら毎日を過ごしています。
お子さんに障害がある方は、
街を歩けば健常者の子供ばかり目につくかもしれません。
絶対数が多いんだから仕方のないことです。
もしかしたら視界に入ると比べてしまうから、
我が子だけに集中するようにしている方もいるかもしれませんね。
何も肩身が狭い思いをすることはないのに、
どうしてか障害者が家族にいるというだけで、
背中が丸まってしまいます。
悔しい気持ち、辛い気持ち、悲しい気持ちが
湧き上がってもそんなこと考えちゃいけないと押し込め、
この子が一番素敵と思うように努力されているかもしれません。
でも時々はどこかでその思いを吐き出してくださいね。
体に溜めるのはうんちと一緒で毒ですから。
飲み込んだ思いをちゃんと何かで表現してください。
おしゃべりかもしれない、
ダンスかもしれない。
料理を作ることかも絵を描くことかもしれない。
なんでもいいですよね、
自分の思いを表現する場があるなら。