3/31「障害者の家族と心理支援」セミナーをします
おおおおおっ
目が・・・
目が・・・
目が・・・
2つある
と、親父ギャグを炸裂したいのではなく、
目が・・・
目が・・・
目が・・・
かゆい
かゆすぎる
もう目が真っ赤っかになるほど。
目薬さしたそばからかゆいんだから困ったもんです・・・
と、今日は花粉症の話をしたいわけではないんです。
もう毎日かゆいんだから諦めるしかない。
今日は真面目な話です。
ん今日は
いつも真面目な話だよな・・・
まぁそんなことはさておき、
告知が遅くなりましたが、
一般社団法人ホワイトアイコロキアムさんの主催で、
3月31日にセミナーをすることになりました。
テーマは「障害者の家族と心理支援」
『障害を持つご本人への支援』ではなく『障害者が家族にいる方への支援』についてです。
こうしたテーマはまだまだ研究の少ない分野です。
なぜなら障害を持つ方への支援に課題が山積みだからです。
しかし障害を持つ方を支援されている方も大変なのです。
それは家族に始まり、専門職である医師や看護師などの医療スタッフ、
自治体の職員様やボランティア等の方々など・・・
あまり表には出て来ない課題があるのです。
パネラーは僕とALDのお子さんを持つ本間りえさん(ALDの未来を考える会)です。
知らない方のために、
僕は母が重複障害を持っていまして、
腎臓病と全盲なのです。
僕が生まれて1歳半の時に人工透析が始まり、
その後すぐに全盲となりました。
ちょうど僕の息子さんも今、1歳半を過ぎた頃ですから、
まさに今ぐらいに母は透析が始まり、目が見えなくなったのです。
僕には想像することもできません。
いや、正確には想像することが怖いと言ったほうがしっくりくるかもしれません。
そしてそんな母を支えた父のことも、
僕は長い間誤解していました。
僕は何も悲劇のヒロインを気取りたいわけではありません。
僕は長い時間をかけて、自分に起きていたことを整理してきました。
そこには様々な気づきがありました。
一言で言えばストレスです。
当時の僕には対処する術はもちろんなく、
自分にストレスがかかっているなど思いもしませんでした。
家族に障害を持つ方がいるとき、
それが親であれ子であれ、
どうしたって支える家族にはストレスがかかります。
そのストレスをどうしたらいいか。
どうすることもできない場合もあります。
でも僕は障害者を支える方のストレスケアをするという分野の研究がもっと進んで欲しいと思っています。
僕が『家族を歌う。』をテーマに音楽をつくっているのも、
そうしたことにつながっています。
もう一人のパネラーである本間りえさんは、
お子さんが6歳の時にALDを発症しました。
ALDとはAdrenoleukodystrophyの略で、
副腎白質ジストロフィーという主に男性2〜3万人に一人という遺伝性の稀少難病です。
看護師や医療職の方であれば、
もしかしたら、ALDを題材にした『ロレンツォのオイル』という映画を観たことがある方もいるかもしれません。
ALDは発症して進行の早い病気だそうです。
死に至ることを覚悟しなければならない中で、 周囲の『無理だよ』という言葉を押しのけ、
前例のない中、自宅介護をはじめられました。
現在はNPOを立ち上げられ、介護の傍ら全国で講演をするなど、
精力的に活動されていらっしゃいます。
絶対にお子さんを守るという強い意志が、
本間さんを突き動かしているのです。
今回セミナーに参加される方は、
障害者家族のイメージを覆されるのではないかと思います。
それくらい本間さんはエネルギーに満ち溢れています。
僕も初めてお会いした時には、
本当に介護をしているのだろうかというくらい、
『介護疲れ』の見えない方でした。
もちろん人には見せない部分はあるとは思いますけどね。
本間さんは『いのち、光るとき』という本も執筆されていますので、
ぜひ手に取ってみてください。
最後に、
セミナーの情報をまとめておきます。
会場でお待ちしております。
日時:2018年3月31日(土)13:30-16:30 会場:IKEBizとしま産業振興プラザ6階 第2会議室 参加対象:心理職・福祉職・教職,その他対人援助職に従事している方,大学生・大学院生 定員:30名(先着順) 参加費:2,000円(資料代)事前振込 お申込み・お問合せ:event@wecollo.org