top of page

『さみしくなんかないよ』を公開しました


僕の周りにはシングルマザーがたくさんいます。

3組に1組が離婚すると言われてるくらいですからね。

もう当たり前の景色です。

ご主人を喪くされた方、

ご主人とのパートナーシップを解消された方、

大人の事情によりご主人のいない方、

最近はDVの話もよく耳にしますが、

みなさん多くは語りません。

僕も離婚理由を聞くことはありませんが、

ご主人がいないことをステレオタイプのように、

「それはこういうことだね」と決めつけないよう

一人の人として接するよう心がけています。

シングルマザーでなくとも、

ご主人が仕事などでほとんど家にいない

というようなご家庭もあるかと思います。

僕は今、二人で子育てしていても大変なのに、

一人でされている方には本当に頭が下がります。

手伝ってくれる方がいる場合もあると思いますが、

子どもと一緒にいるときは、

子どものエネルギーが全部自分に向かってくるわけですから、

僕だったらもう息苦しくなってしまう。

一人の方が気が楽だわと、

あっけらかんとたくましい方もたまに見かけますが。

今回は一人で子育てをされている方が、

少しでも気持ちが楽になればいいなと思い、

この曲をつくりました。

僕は自分の子を持って、

「子ども」という存在を好きになりました。

といってもこれまで嫌いだったわけではありません。

接し方がわからなかった、というほうが正しいのかもしれません。

僕は母に障害がありますから、

小さい頃から大人の行動をせざるを得ませんでした。

そういう意味では子ども然としてふるまえなかったように思います。

でも今思えば、母の気持ちが痛いほどわかったし、

また母も、僕の気持ちを手に取るようにわかっていたのだと、

子育てをするようになって思いました。

『さみしくなんかないよ』は、

まだうまく喋ることができない子どもの目線で歌詞を書いています。

きっとお母さんに、

「すきだよ」「ありがとう」と、

いつも言葉ではない何かで伝えていると思うのです。


特集記事
後でもう一度お試しください
記事が公開されると、ここに表示されます。
最新記事
アーカイブ
タグから検索
まだタグはありません。
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
bottom of page