ロゴを作ってみましたよ
長らく保留にしていたロゴを作ってみました。
僕のイメージで1つだけ実現したいことがあったのです。
それがなかなかできなくてねぇ・・・
僕は生粋のイラストレーターや絵描きじゃないですから、
最後の最後の発想が届かないんです。
技術力もですけどね。
まぁ、でも今回作ったものには、
今の自分の実力を考えて100点つけられる内容です。
よく頑張ったと思います!
僕の描いていたイメージというのは、
「ルビンの盃」や「妻と義母」のようなトリックアートとか
だまし絵と言われるようなものです。
こうした絵というのは、
二つ同時に捉えることができないんですよね。
片方を見て、もう片方を見るということしかできない。
薄目で見たってダメですよ(笑)。
僕はこの同時に見れないというところが
素敵だなと思っているのです。
まさに心の世界。
心はいつだって複雑怪奇です。
シンプルな姿を装いますが、
その裏にはあらゆる感情が行き来しています。
例えばみなさんもこんなことありませんか?
お腹が空いたので、ランチにしようとお店を探している時、
あ!そうだ!と思い出し、
噂のおいしいレストランに行ったのです。
店には3組のお客さんが待っていました。
お腹は減ってましたが、楽しみにしていたお店なので、
3組我慢してやっとテーブルへ案内されました。
そしてメニューには期待通り美味しそうな写真が。
もうお腹が減っているのですぐに注文。
しかし、、、待てども待てども出てこない。
自分たちより後に入ったお客さんには料理が運ばれている。
もうお腹はペコペコ・・・
お腹が減って店員さんに声をかける気力もない・・・
だんだん怒りすら覚えて来て、、、
そしてあなたのテーブルの前を通った店員さんが、
「あっ!まずい・・・」という顔をして厨房にオーダーを通し、
出て来たのは並んでからかれこれ30分後。
料理を持って来た店員さんは「お待たせしました」と言うだけ。
さも待ち時間なんてなかったかのように。
怒りをぶちまけたい気持ちを抑え、
大人な対応をしたあなた。
午後の仕事があるので、
ランチをゆっくり食べている時間もない。
ガガガッと胃に詰め込んで、
お会計へ。
お会計でも謝罪の言葉は結局なく・・・
さて、
もし注文してすぐに出て来たらどうでしょうか。
同じ料理なのです。
おいしいはずですよね。
でも状況によって味が全然変わってしまう。
怒りや悲しさや時間のない状況で食べる料理のなんと味気ないことか。
僕はだまし絵も1枚の絵なのに、
見方によって違う見え方をすることに感動します。
音楽も同じ曲でもどんな時に聞くかでまったく聞こえ方が変わります。
そんな多面的な見方のできるロゴを作りたいなぁと思っていたのです。
随分高いハードルを課したものです・・・
ルビンの盃のような見事な絵はさすがに僕には描けませんでしたが、
今回作ったロゴは、音符と旗をイメージしました。
音楽で旗を振っていこうというイメージですね。
僕はこれから、障害への理解を音楽で広げて行きたいと思っていますので、
そんなことをイメージしています。
また、丸みを帯びた線を描いたのは、
もちさんが歩いているイメージですね。
彼はいつだってしなやかです。
僕はよく引っかかれますが、
この線は間違っても引っかき傷ではありません・・・
こんな風に少しずつですが、
自分でできることを自分でやっています。
次はすでに現在進行中なんです。
話がまとまったらまたご案内しますので、
それまでお楽しみに。
では!