【美術2のAndy画伯の絵45】整えさせていただきました
生後4ヶ月頃になると、
寝たきりではなくなり、
少し動けるようになります。
時には布団からはみ出るほど、
えっちらおっちら手足を動かして、
親の心配をよそにはみ出ていきます。
はみ出るというのは不思議です。
戻したくなるという習性があります。
例えば、鼻毛なんてズバリでしょう。
外出先ではみ出に気付いた時には、
少し顔を下向きに、
まるで地面に何か落ちているのではないかと
周囲に思わせるような仕草で、
うつむいた瞬間に人差し指をサッと鼻の穴に入れ、
1グリ、2グリして収めますよね。
お尻だってそう。
半ケツになっていると、
どうにもこうにも気持ち悪いですから、
後ろに誰もいないことを確認したなら、
お尻ポケットに入っている携帯電話を取り出すふりをして、
パンツラインを直しますよね。
まぁ何が言いたいのかというと、
息子さんが布団からはみ出てしまった時には、
元の位置に戻したがる気持ちが生まれます。
そして完璧なスタートラインに戻し、
「整いました!父さんです!」
と叫ばずにはいられなかった、
という話です。