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【美術2のAndy画伯の絵43】猫の影絵


mochiさんのごはんは朝6時と夕方6時の2回。

朝晩ともに僕らより早くごはんを食べています。

だから僕らがごはんを食べるときは、

同じ部屋で香箱座りをしてまったりしているか、

違う部屋で一人の時間を過ごしています。

違う部屋にいるときは寂しくなると?僕ら3人がいる部屋にトコトコやってきます。

我が家の扉には、

猫だけが通れる『猫扉』なるものはありませんので、

基本的にどの部屋も半ドアです。

エアコン代が多少高くつきますが仕方ありません。

そして、たまに扉が意図せず閉まってしまう場合があります。

こんな猫の影絵を見ることができるので、

なんとも可愛らしいわけです。

一応mochiさんはカシカシと扉を開ける努力をするのですが、

この扉は、向こうからは引かなければ開かないので、

猫にとってはハードルが高いものになっています。

僕もAndyさんも早々に存在を気づいて開けてあげることがほとんどですが、

たまに、いつからそこにいたの・・・というくらい無言の立ち振る舞いを見せつけられることもあります。

息子さんがあまりにじーっと見つめるもんだから、

視線の先を追うとmochiさんが扉の向こうで佇んでいる時もあります。

そんなときmochiさんは扉を開けてもすぐには入って来ず、

ぶすっとした表情(に見える・・・)で、

しばし立ち止まったままこちらの顔を見つめてきます。

『なにしとるん?』

『わし、ここで待っててん』

『はよ開けてくれな』

とでも言いたげな表情です。

mocchiさんは埼玉生まれですが、

大阪風ならこんな言葉なのでしょう。

ん?広島も混じっている?

そして悲痛な目で訴えた後、

入ってくるやいなや僕らの足元を揺らすくらいのタックル。

mochiさんは、

猫ラグビーワールドカップ日本代表に選ばれてもおかしくないくらいのタックルの持ち主です。

それとは別に、我が家にお客様が来たとき、

『この人ならおやつくれはるわ』と見初めた相手には、

蛇が巻き付くように粘着質にまとわりつきます。

まるでちびくろサンボが木の周りを回ってバターになってしまうくらい、

くるくるとまとわりつくのです。

こちらもちびくろサンボと競わせたら引けを取らないでしょう。

そしておやつをくれないと見るや、

前途のタックルを食らわせて転ばせるのです。

お客様は驚きます。

「え?何が起こってん?」

ちなみに未だかつて大阪人を我が家には呼んだことはありませんが。。

猫タックルは多くの家庭ではかわいい範疇のやさしいものだと思いますが、

mochiさんの猫タックルは50kgくらいの大人なら吹っ飛ばす勢いがあります。

「まじかー?」と思われるでしょう?

真実はひとつ by 江戸川コナン

先日もAndyさんの友達が遊びに来て猫タックルを食らっておりました。

しかし、

警察への被害届は出さないのです。

いや出せないのです。

警察に行ってごらんなさい。

警察官は言いますよ。

「そんな猫おらんてー」と。

これは名古屋弁です。

僕は名古屋人ですからね。よう知っとるでよぉ。

あれ、なんの話でしたっけ?

猫の影絵でしたね。

2019年に開催されるラグビーW杯に、

猫ラグビーも開催されることを願って、

最後に実際の写真を載せておきます。


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