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Life work.

今、を生きるための歌。

ニュートラルな自分を見つけて、

​好きなように物語をつくっていく。

はじめまして、まさきです。

僕の音楽に偶然に出会い、ここを訪れてくださったことに感謝します。

いきなりこんなことを唐突に聞くのもどうかと思いますが、あなたは自分の人生を生きていると胸を張って言えるでしょうか。

「はい、私は自分の人生を生きています」

そんなふうに言えたらとても素敵なことですね。

でも世の中には、どこか自分の人生を生きていないんじゃないかと感じている人がいます。普通には暮らしているけど、ふとした瞬間に虚しさを覚える人がいます。はたまた僕のように、抑圧された感情に気づかずに、誰かのために生きている人もいます。

それらは一概に問題とは言えないので、とてもパーソナルなテーマです。

僕は40年の歳月をかけて自分の人生を生きられるようになりました。

​簡単な道のりではなかったですけど、過ぎ去ってみれば、あまりに出来過ぎたシナリオだったとも思えます。

極めて個人的な僕の体験ですが、少しでも誰かの役に立てればと思い、今は音楽を続けています。僕は歌うこともそうですが、たくさんの人に会い、たくさんの話をすることも楽しみにしています。

ここに訪れてくださったあなたとも、いつか膝を付き合わせて話をしてみたいと思います。あなたが歩んできたあなただけの物語をお聞かせいただけることを楽しみにしています。

生まれてこなければよかった

概要

はじめに

1.生きづらさの正体

2.母が障害者になった日

3.障害を否認

4.幼稚園バスに憧れて

5.わくわくしたサガミ

6.僕の目をお母さんにあげる

7.仲が良かったはずの友達

8.魚肉ソーセージ

9.きょうだいの疑似体験

10.テレビゲームが埋めた心のスキマ

11.母を隠す

12.昏い部屋

13.授業参観の複雑な思い

14.親へのグチ

15.ハグしよう

16.患者会に行かなくなった一言

17.「いい子だね」「えらいね」が嫌い

18.SOSサイン

19.お母さん死なないで

20.母は遺影を決めている

21.毎年の事故や怪我

22.みんなと同じがいい

23.猫に嫉妬

24.母とのキャッチボール

25.父とのキャッチボール

26.母と宗教

27.器用貧乏

28.パチンコとタバコ

29.13歳から働く

30.恋人はムダ毛

31.平均以下

32.進路を考えたことがなかった

33.高校入学、そして後悔

34.高校だけは出ておきなさい

35.青春のバイト

36.白杖を持っているのに目が見えるの?

37.反抗期はなかった

38.感情を吐き出した歌

39.初めての彼女

40.カミングアウト

41.母の人生を背負って

42.100万円の絵画

43.20歳の社長から学んだこと

44.母のおしゃれ

45.ターニングポイント

46.パーソナルスペース

47.怪獣の泣いた日

48.母の居場所

49.38年目の手紙

50.やっぱり大きかった父の背中

51.やりたいことをやればいい

52.人に頼るという文化がない

53.甘え方を教えてくれる人

54.似た境遇の誰かがいること

55.人生最高の日がなくても幸せ

56.言葉はうんちと同じ

57.クロロキン薬害事件

58.夫婦漫才

59.紀元前2000年

60.それは舞台だね

あとがき

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